老後を楽しく暮らすために考えておくべきこととは

今の生活に不満がなくても、将来なにが起こるかはわかりません。老後も楽しく暮らすために、どのようなことを考えておくべきなのでしょうか。この記事では、老後を楽しく暮らすための意識すべきことや基準を解説していきます。


この記事は約7分で読み終わります。

老後を楽しく暮らすための基準とは?

「老後を楽しく暮らしたい」「老後の夢を叶えたい」と、理想的な老後の生活を日々想像している人も多いのではないでしょうか。このような老後の理想は3つの要素がそろえば、実現できる可能性が格段に上がります。

老後を楽しく暮らすための基準となる要素は、健康、まとまった資金、生きがいの3つです。

健康は心身面で健康を維持して理想を叶えるために、まとまった資金は豊かな生活を送るために、生きがいは日々の生活に楽しさを感じるために必要な要素となります。

さらに、健康、お金、生きがいのほかに、老後に孤独を感じないためにも、周りの人との人間関係も大切にしていくことが良いでしょう。

以上の3つの基準と豊かな人間関係を育むためには、老後の暮らしが始まってから取り組むのではなく、早いうちから関心をもち、準備を進めていくことが大切です。次項からは、3つの要素を老後の生活が始まる段階で満たしておくにはどうすれば良いか紹介していきます。

目次へ

老後も健康であり続けるためには

老後を楽しく暮らすための要素のうち、生きがいと健康についてどのような心掛けが必要か見ていきましょう。

趣味を見つける

生きがいといっても、何を生きがいにすれば良いかわからない人も多いと思います。特にすることがないと、テレビやラジオ、新聞などに時間を使う人も多いでしょう。

テレビや新聞などが決して悪いわけではありませんが、そればかりだと外出したり体を動かしたりすることがないため、健康的な生活であるとはいえません。老後も健康であり続けるためには、外出につながるような趣味を作ることが近道です。

写真に旅行、カラオケ、手芸、そば打ち、ボランティア活動など、外に出る機会をもてる趣味ならどのようなものでも良いでしょう。スポーツなど体を動かすことを目的とした趣味でなくても、歩いたり立ったり、体を動かす動作があれば、健康維持に役立ちます。

さらに趣味を作ることは、その趣味が生きがいにもつながるため、精神面の健康を維持することにも役立ちます。そして、同じ趣味の友人ができれば、新しい刺激にもなり、認知症予防にもなるでしょう。

趣味の見つけ方は「アクティブシニアにおすすめの趣味を紹介!人生をより豊かなものにしよう」で詳しく紹介していますので、趣味を作るのに苦労を感じている人は参考にしてみてください。

運動をする

健康を維持するには、適度な運動、少なくとも1日20分程度の運動を取り入れるように心がけます。体に大きな負荷のかかる運動はケガの原因にもなりますので、趣味として取り入れられるウォーキングや水中歩行、ヨガなど、無理なく継続できる運動を選択しましょう。

継続して運動を行うことは、筋力や心肺機能の強化や維持に役立ちます。老後の体力の衰えを緩やかにし、健康寿命を延ばすことが期待できるので、老後を楽しく過ごすための健康な体の維持になるでしょう。

食事を見直す

食事は体の元気の源といえます。若いときと比べると、年齢とともに栄養を吸収する力は衰えていきますので、必要な栄養素を意識して食事をすることを心がけるようにします。

筋肉に必要なたんぱく質、骨の栄養となるカルシウムなどに特に注意して、栄養バランスの良い食事になるようにしましょう。年齢とともに低下する筋肉量、骨密度を意識した食事の内容を考えていくことが大切です。

目次へ

老後のお金について考えておきたいこと

老後を楽しく暮らすには、お金の準備も必要です。この項では、老後に必要な資金と老後の相続について解説します。

老後に必要な資金

老後の生活にはだいたいどれくらいのお金が必要なのでしょうか。

生活環境によって必要な資金には変動がありますが、少なくとも用意したい資金の目安としては、総務省の家計調査のデータが参考になります。

2018年の「家計調査」によると、年金含む60歳以上の単身世帯の収入は約12.3万円、支出は約16.2万円でした。毎月の収支を見ると、月々約3.9万円の赤字となっています。[※1]

同じく、2018年の「家計調査」によると、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦(無職)世帯の収入は約22.3万円、支出は約26.5万円でした。夫婦世帯では、月々の赤字の平均4.2万円となります。[※2]

仮に500万円の介護費と200万円の葬儀費用(※介護費と葬儀費用は状況などで変動します。)を加え、65歳から90歳までに用意しておかなければならない資金を計算してみましょう。

(単身の場合)
3.9万円×12ヶ月×25年=1,170万円
1,170万円+500万円+200万円=1,870万円

(夫婦世帯の場合)
4.2万円×12ヶ月×25年=1,260万円
1,260万円+(500万円×2人)+(200万円×2人)=2,660万円

上記の計算だと、単身なら1,870万円、夫婦なら2,660万円程度の備えが必要になります。もちろん、加入している生命保険や個人年金保険などもありますから、これらをすべて預貯金で準備する必要はありません。

しかし、ある程度余裕のある暮らしをするには年金だけでは不足すると考えられますので、将来受給する年金とは別に、まとまったお金を用意しておくべきでしょう。つまり、老後を楽しく暮らすには、早い段階から老後資金の準備をしておく必要があります。

老後の相続

相続財産が多いと、財産の相続にともない相続税の負担が相続人に発生します。

相続財産には預貯金や有価証券、土地、建物などさまざまなものがありますが、中でも相続前に準備しておくことで節税効果が期待できる不動産は、相続税対策をしっかりしておくべきでしょう。

相続人となる子供が何人もいる場合は、不動産を相続させることにより、相続する財産の額に不平等が生じてしまうことがあります。

不平等な相続により子供同士が争いにならないように、あるいは平等な相続でも一方に金銭的な負担が偏らないように、早期に不動産を含めた財産の分配を考えておくことは必要不可欠です。

子供同士の相続争いを避けるために、不動産を売却して現金化することも方法の1つです。不動産の売却で持ち家を手放す場合は、賃貸や子供の家を住み替え先にするのではなく、老人ホームへの入居を検討してみてはいかがでしょうか。

老後の不動産の所有と相続税に関しては、「不動産が相続税の対策になる仕組みとは?」で詳しく解説していますので、参考にしてください。

目次へ

老後を楽しく暮らすには

老後を楽しく暮らすには何が必要か、もう一度おさらいしてみましょう。重要なのは、健康・お金・まとまった資金で、これらを言い換えると以下の2点になります。

・心身ともに健康でいること
・経済的な余裕があること

さらに、人との関わりをもって毎日を過ごすことが加わると、老後の暮らしがより楽しいものになります。これらの要素を踏まえ老後の暮らしを考えるにはどうすれば良いか。必要なのは、老後を楽しく暮らすための環境を見つけることです。

老後を楽しく暮らすための環境としては、老人ホームへの入居という選択肢もあります。有料高級老人ホームやグループホームを展開する「ロングライフ」では、以下のような環境で、老後を楽しく暮らすことが可能です。

・グッドフィーリングの思想にもとづいた食事やヘルスケアのこだわり
・趣味や生きがいが見つかる多彩なイベントの開催
・ほかの入居者様とのかかわりが増えて友人が増える

ほかにも、ロングライフでは、入居者様の健康面を考え、オリンピックメダリスト岡本依子さん考案の「ロングライフ体操」も実施しています。「ロングライフ体操Vol.01」の動画はこちらをご覧ください。
目次へ

まとめ

老後を楽しく暮らすには、心身の健康、生きがい、経済的な余裕、人との関わりについて、早い段階から考え、準備していくことが大切です。老後を楽しく暮らす手段として、サービスの充実した有料老人ホームへの入居なども検討してみると良いでしょう。

出典
※1「2018年 家計調査 家計収支編 単身世帯」(総務省)
※2 「2018年 家計調査 家計収支編 総世帯」(総務省)

※こちらの記事は、2020年9月13日時点の情報をもとにした記事です。

№2009-03

ホテルのような我が家。住宅型有料老人ホーム日本ロングライフ