終活はいつからはじめるべき?人生を振り返る年齢とタイミング

人生の最期を自分らしく送るために、終活をはじめる人が増えてきました。 それでは、セカンドライフを充実したものにするには、いつから終活をはじめるべきなのでしょうか。 この記事では、終活のタイミングとメリット、終活で行うことを紹介します。


この記事は約7分で読み終わります。

終活をはじめる年齢とタイミング

終活はいつからはじめるべきなのでしょうか。まずは、終活をはじめる年齢の目安とタイミングについて紹介します。

終活をはじめる年齢は自由

一般的に終活をはじめる年代は、60~70代という人が多いようです。

60~70代から終活をはじめる人が多いのは、年齢を重ねるにつれて「思うように行動できなくなるのでは」という不安がともなうからではないでしょうか。

ただし、40代や50代から終活をはじめるケースも増えています。あまり年齢にとらわれず、「終活をしたい」と思ったときに考えましょう。

終活を早くはじめることにデメリットはないため、早いうちから用意するに越したことはないといえます。人生の最期を幸せに迎えるために、物事をしっかり判断できるうちに終活を進められると良いでしょう。

終活をはじめるタイミングの例

終活をはじめるうえで、年齢にとらわれる必要はありません。しかし、人生の節目となるタイミングで終活を考えてみるのは良いかもしれませんね。

この項では、多くの人が終活をはじめるタイミングの例をいくつか紹介します。

仕事が定年になった

定年を迎え仕事から離れたときは、終活を考える1つのタイミングです。

仕事を引退すると、これまでよりも生活スタイルが大きく変わると同時に、自由に使える時間が一日の大半を占めます。

時間に余裕が生まれるので、これからの人生について考える時間が十分にもてるようになります。終活について考えてみる良いタイミングといえるでしょう。

セカンドライフに差しかかり、自分自身や今後の人生と現実的に向き合いやすいことも、定年を機に終活を考えるメリットです。

60~70代で終活をはじめる人が多いのも、定年を迎え、仕事から離れる人が多いことが理由にあります。

自分と家族の健康に不安を感じた

自身や家族が病気になったときなど、健康に不安を覚えたときも、終活をはじめるタイミングといえます。

自身や家族の健康について意識を高められるでしょう。

終活では自身の医療や介護に関わる内容も多数あります。不安解消という目的としても、終活について前向きに考える機会になるでしょう。

結婚して子供ができた

家族が増えると、自身に何か起きたときのことを考えて終活をはじめる人もいます。

結婚して子供ができるタイミングだと20~40代など若い年齢になることもありますが、若いうちから終活を考えることはメリットがあります。

それは、親が終活を考えはじめるタイミングや、親の介護や看護がはじまるタイミングと重なることが多いためです。親の状況を間近で見ることによって、自分自身の終活についても深く考えられるようになるでしょう。

自身の終活だけでなく、親の終活を理解することでより良いサポートができることも早期に終活をはじめるメリットです。

家族や友人が亡くなった

家族や友人など、身近な人が亡くなったときも終活を意識するタイミングといえます。

身近な人の最期を目の当たりにして、自分自身の家族など残される人のことを考えて終活を意識する人が多いためです。

自身の健康や身近な人への不安から始めることがある一方で、終活は理想の人生の終わりを実現するための大切な手段です。また、残される家族にできる思いやりでもあります。

あまりマイナスに捉えず、充実したセカンドライフを楽しく過ごすための一歩として考えましょう。

目次へ

早いうちから終活をはじめるメリット

終活を早いうちからはじめることは、さまざまなメリットがあります。この項では、早期に終活をはじめるメリットを具体的に見ていきましょう。

気力・体力がある状態で取り組むことができる

早いうちから終活をはじめるメリットは、気力や体力がある状態でさまざまな手続きを行ったり、計画を立てたりできることです。

終活でしておきたいことはさまざまですが、財産分与など中には手間がかかるものもあります。高齢になってから取り掛かると、気力と体力に限界を感じ、思うように進められないものも出てくるでしょう。

終活を思うように進めるためにも、気力と体力のある若いうちからはじめるのがおすすめです。

余裕をもってセカンドライフを考えることができる

家族との関わり方、老後の趣味、お金の使い方など、将来のことを前もって考えることで、余裕のあるセカンドライフを送ることができます。理想的なセカンドライフも実現しやすくなるでしょう。

早い段階で入居する老人ホームなどを決めておけば、自身の老後の生活もイメージしやすくなるだけでなく、家族も安心できます。

最近では、サービスや設備の充実した老人ホームも増えており、自分らしいセカンドライフを送りやすい環境も整ってきました。

元気なうちに老人ホームに入居する人も多いので、早期に老人ホームについて知り、入居を考えてみても良いかもしれません。

高級老人ホームのロングライフは、「空間・文化・ケア」の理想的な介護を重視しており、オペラや鑑賞会や独自のプログラムによる国内・国外旅行など、多彩なイベントも開催しています。

満足のいくセカンドライフを送るなら、充実したサポートと自分らしさを両立できる、ロングライフでの生活を考えてみてはいかがでしょうか。

目次へ

一般的な終活でやること

ここまで、終活をいつからはじめるべきか、終活を早いうちからはじめるメリットを紹介してきました。

最後に、終活では具体的にどんなことに取り組むのか、一般的な終活で行うことを紹介します。

エンディングノートを作る

終活では、エンディングノートを作成します。エンディングノートとは、希望する人生の終え方を記入したノートです。遺言書のような効力はありませんが、自分の意思として家族に思いを託すことができます。

エンディングノートに記入する内容は、たとえば以下のようなものです。

■自分自身について
本籍地や生年月日、家系図、健康保険証や保険証券など重要書類の保管場所など

■親しい人に関して
葬儀など大事があったときに知らせてほしい人の名前や連絡先

■資産について
預貯金のある口座や口座番号、不動産や有価証券などの保有している資産の状況、債務の状況、人に貸しているお金など

■葬儀やお墓について
希望する葬儀の形式や喪主、菩提寺、希望する埋葬方法、お墓を用意している場合は所在地など

以上のように、人生の終わりをどのように迎えたいか、最期を迎えたとき何が必要になるかイメージしてエンディングノートを埋めていきます。必要に応じて項目を追加するなどして、必要な情報をまとめておきましょう。

遺言書を作る

相続争いを避けるために、遺言書も作成しておきましょう。遺言書はエンディングノートとは違い、法律で定められた要件が備わっていれば、法的効力が発生する書類です。遺される家族が相続で困ることがないように、財産の分割など、必要なことを遺言として残しておきましょう。

遺言については、以下の記事でも遺言の種類などの詳細を説明していますので、こちらも参考にしてください。

「幸せな最期のために知っておきたい「終活」の基本」

生前整理を行う

財産をはじめ、身の回りの整理もはじめておきます。家族が管理しやすいように、財産を集約し、分類しておくと良いでしょう。

エンディングノートの作成と同時に、できるところからはじめてください。

土地や建物など、不動産を所有している場合は、不動産の整理も行いましょう。終活における不動産の整理については、以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。

「終活で考えておく不動産の整理 | 持ち家は相続させる?売るべき?」

目次へ

まとめ

終活は一般的に60~70代からはじめる人も多いようです。しかし、早すぎるからといってデメリットがあるわけではありません。自身が終活を意識したタイミングで、できるところから手をつけていくと良いでしょう。

また、終活をはじめても途中で思いが変わることもあるかもしれません。そんなときはエンディングノートなどを見返しながら、理想とする人生の終わり方をじっくり考えましょう。

※こちらの記事は、2020年10月12日時点の情報をもとにした記事です。

№2010-05

ホテルのような我が家。住宅型有料老人ホーム日本ロングライフ

ホテルのような我が家。住宅型有料老人ホーム日本ロングライフ