老人ホームの体験入居について解説!流れやチェックポイントは?

快適な老後の生活を送る場として、元気なうちから入居する人も多い老人ホーム。「そろそろ入居を考えたいけれど、どのような場所なのかいまいち想像がつかない…」という方もいるのではないでしょうか。近年は老人ホームの数も増えて、何を基準に選んだら良いかわからないという声もあります。 そういったときに活用したいのが、各老人ホームで行われている体験入居です。実際に老人ホームへ行ってサービスを受けることで、入居したらどのような生活になるのか、具体的にイメージできるようになります。 今回は、老人ホームの体験入居について、必要性や方法などをまとめました。現地でチェックしたい項目や持ち物などもご紹介していますので、これから老人ホームの入居を考えている方や、体験入居をしてみたい方は参考にしてください。


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老人ホームの体験入居とは

体験入居は、入居を希望している方や検討中の方、老人ホームでの生活を知りたい方などを対象に行われているお試し体験のようなものです。

正式に入居するわけではないので、基本的に宿泊費や食費などの実費以外は必要ありません。入居の際に必要となる初期費用なども不要です。

体験入居の内容や日数、必要な費用などは、老人ホームによって異なります。1泊のみのところもあれば、数日間滞在できるところ、1〜3ヶ月と長期滞在できるところもあります。

費用もスケジュールによって変わります。詳細については、体験入居を希望する老人ホームに確認してみましょう。

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老人ホームの体験入居の必要性

入居する老人ホームを決める際、部屋の間取りや設備、料金などが事前にわかっていれば大丈夫ではないかと思う方もいるかもしれません。

ですが、これから入居を考えているのであれば、体験入居はしておくことをおすすめします。その理由について、ご説明していきましょう。

実際に体験することで雰囲気がわかる

老人ホームは一時的に滞在する施設ではなく、入居が決定すれば、その後の生活をする場所です。一度入居すると、多くの人は長くそこで暮らすことになります。近年は看取りに対応している老人ホームも増えてきました。

このように長い時間を過ごす場所ですから、実際にどのようなサービスを受けるのか、施設の雰囲気はどうなのかを確認しておくことが重要です。十分に確認せずに入居してしまうと、いざ暮らしはじめてみたら雰囲気が合わなかった、希望するサービスが受けられなかった、ということにもなりかねません。

実際に生活してみての感覚は、パンフレットの情報や見学だけではわからない場合もあります。体験入居で実際に体験してみて、その老人ホームで心地良く暮らせるか、必要なサービスが十分にあるのかなどをチェックしましょう。

ほかの入居者に生の声を聞くことができる

体験入居をすると、食事やレクリエーションなどで入居者とコミュニケーションをとる機会が生まれます。その中で実際に暮らしている人の感想が聞けることが、体験入居のメリットの1つです。

老人ホームの入居者の声は、外からはなかなか知ることができません。スタッフの対応食事の質設備の使い勝手などは、暮らしているからこそわかることもあります。体験入居の際は入居者と積極的に話をして、生の声を聞いてみましょう。

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老人ホームの体験入居でチェックすべきこと

せっかく体験入居をするのなら、その機会に気になることはできるだけ確認しておきたいものです。どのような点を特にチェックしておけば良いのか、そのポイントをご紹介します。

体験入居前にチェックすべきこと

実際に体験入居をする前に、パンフレットなどで確認できる項目は事前にチェックしておきましょう。もしその時点で聞きたいことや不安なことが生じたら、体験入居のときに確認しておくことが大事です。

設備

・バリアフリーになっているか
・居室に十分な広さがあるか
・プライバシーに配慮されたつくりになっているか
・浴室の広さや入浴設備は十分か
・収納スペースは十分にあるか
・共用の設備はどのようなものがあるか

費用

・入居にかかる費用(入居一時金など)
・入居後毎月かかる費用(月額利用料、オプションサービスの料金など)
・体験入居にかかる費用

医療

・提携医療機関はどこか
・施設で対応可能な医療的ケアの種類

サービス

・食事(内容や料金など)
・入浴方法
・生活支援(掃除や洗濯、買い物など)
・介護・看護サービス
・リハビリテーション
・イベントやレクリエーション

体験入居をする前にこれらの情報を調べておくと、求めているサービスが受けられるかどうか、費用面で問題はないかなどがわかります。体験入居での印象が良くても、基本的な条件が希望と合っていなければ、長く生活していくことは難しいです。

事前に候補となる老人ホームをいくつかピックアップして情報を集め、希望条件に合うところに体験入居を申し込むと良いでしょう。

体験入居中にチェックすべきこと

実際に体験入居に行ったら、老人ホームの雰囲気を確かめておきましょう。1日や数日とはいえ、長時間過ごすことで気づくことも多いです。

たとえば、入居者の表情スタッフの態度会話をしている様子などを見ると、その施設で気持ち良く過ごせるかどうかがイメージできます。長く暮らしていく上で、スタッフとの関係は重要です。会話やケアをしているときの様子から、入居者が信頼して任せているか、スタッフが敬意をもって接しているかも見えてくるでしょう。

生活の場に入ることで、実際のサービス内容も確認できます。食事や入浴介助の様子、施設内の掃除が行き届いているかなど、細かなところもチェックしておきましょう。

そのほか確認しておきたいことは、事前にリストにまとめて持参すると便利です。見たり聞いたりしてもわからないことであれば、入居者やスタッフに尋ねてみても良いでしょう。

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老人ホーム体験入居の流れや持ち物

体験入居といっても、具体的にどのようなことをするのか想像がつかない方もいるかもしれません。ここからは、体験入居の流れや必要な持ち物について確認していきましょう。

流れ

体験入居は、その老人ホームのスケジュールに則って行われます。参考までに、一例として1日の流れをご紹介しましょう。

<午前>
6:00〜6:30 起床
7:30 朝食
9:30 バイタルサインチェック、体操、リハビリテーションなど
10:00 入浴

<午後>
12:00 昼食
13:30 レクリエーション
15:00 おやつ、団らん
16:00 クラブ活動など
18:00 夕食
21:00 消灯

こちらはあくまで参考で、実際の流れは施設によって異なります。入浴が午後の場合や、レクリエーションの参加は自由となっているところも珍しくありません。介護の必要がない自立されている方であれば、入浴などの自由度が高い場合もあります。

体験入居が1泊のみなのか、数日宿泊するのかなどによっても流れは違います。どのようなことを行うのか気になる場合は、事前に施設側へ確認しておくと良いでしょう。

体験入居の場合は、レクリエーションなどにぜひ参加しておくことをおすすめします。老人ホームではどのようなことをしているのか、入居者は楽しんでいるかなどを知る良い機会となります。

持ち物

体験入居で老人ホームに滞在する場合、身の回りのものは基本的に持参する必要があります。主な持ち物は以下に挙げたとおりです。

・着替え…滞在日数に合わせた数を準備
・靴…外履きと内履きを準備。普段使っているもので大丈夫です
・日用品…歯ブラシやコップ、入浴道具、入れ歯ケースや洗浄剤など
・消耗品…ティッシュやオムツなど
・薬や医療器具…普段から服用している薬や使用している医療器具などがあれば、必要日数分を準備
・健康保険証
・ 介護・看護サマリー(必要な場合)

老人ホームによって、必要物品が多少異なることがあります。実際に体験入居をする老人ホームに、事前に何を持参すべきかを確認しておきましょう。

老人ホームにもさまざまなタイプがありますが、ロングライフはこれまでの「高齢者向け有料老人ホーム」だけでなく、その枠を超えた長期滞在型ホテルである「アーバンリトリートホテル」へと生まれ変わろうとしています。

その先駆けとして、提供するサービスの新たなテーマとして「ヘルス&ナチュラルビューティ」を掲げました。入居者様がいつまでも健康で美しくいられるよう、グループ全体でサポートしていきます。食や運動、美容といったさまざまな分野の専門家の方にアドバイザーとして加わっていただき、新たなサービス内容を検討していく予定です。

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まとめ

それまで暮らしていた自宅に代わって、老人ホームは新たな生活の場となります。元気なうちから入居される方は特に、長い期間をそこで過ごすことになるでしょう。充実したシニアライフを送るためにも、老人ホーム選びは大切です。体験入居をうまく活用して、ご自身にあった老人ホームを探してみてはいかがでしょうか。

※こちらの記事は、2020年5月22日時点の情報をもとにした記事です。

№2005-12

ホテルのような我が家。住宅型有料老人ホーム日本ロングライフ