高級老人ホームの特徴とは?気になる費用や選び方のポイントも解説

心身ともに健康的で充実した老後を送るには、老人ホーム選びが重要です。 なぜなら、最期をどのように過ごすかが、自身が選んだ老人ホームによって大きく異なってくるからです。 老人ホームと一口に言っても、その施設の種類や目的は多種多様。なかでも、ハイレベルな環境での生活や、自分らしい生き方を送りたい方などにおすすめなのが、高級老人ホームです。 このページでは、高級老人ホームの特徴やメリットについてご紹介します。 ぜひ検討材料として、こちらの情報をご活用ください。


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高級老人ホームの特徴

老人ホームへの入居は、「これまでの生活環境から大きく変わってしまうのでは」、「自分らしい生き方ができなくなるのでは」などとの不安から、必要性を感じつつも一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

しかし高級老人ホームでは、その費用と見合う設備、対応によってより良い老後を送れるよう環境が整っているため、これまでの習慣や生活スタイルを変える必要もありません。

この項目では、まず高級老人ホームの特徴についてご紹介します。

スタッフへの教育に力を入れている

高級老人ホームは、入居者に失礼のないよう、スタッフ教育に力を入れています。施設やスタッフの立場(管理職など)によって多少異なりますが、たとえば以下のような研修を受けています。

・基本的なマナー
・入居者やご家族への接遇
・言葉遣い
・挨拶
・心のこもった「おもてなし」

ポイントは、研修担当者が客室乗務員など『その道のプロ』であるところです。専門家に学ぶことで正しい知識や技術を習得し、入居者やそのご家族が気持ち良く安心して過ごすことのできる環境を提供します。

外観・内装がきれい

多くの方が高級老人ホームを選ぶのは、老人ホーム特有のいかにもな外観・内装を避けたいという理由も関係しています。

それまで生活していた自宅のようなくつろぎやすさや、まるで高級ホテルやリゾート地を思わせるラグジュアリーな環境を求めているためです。

高級老人ホームはそれぞれコンセプトを持っており、たとえば古城をイメージした施設など、インテリアの1つ1つにも強いこだわりがあります。

食事内容が豪華

新生活で抱えるストレスの原因の1つが、食生活の変化です。好みではない味付けだけではなく、毎日同じような食器に、メニュー数の少ない食事内容では、日々の楽しみを奪ってしまいます。

高級老人ホームは入居者のニーズに応え、食事内容に力を入れているところが大半を占めています。有名シェフを招く施設もあり、和食や洋食、中華やエスニックなど、幅広い種類の料理を楽しむことができます。

また、食事はテーブルセッティングも合わせて総合的に楽しむもの、と考える方も多いのではないでしょうか。高級老人ホームは、そのような需要にも応えるべく、食器やカトラリーにもこだわっています。舌で、においで、そして視覚で日々の食事を楽しめるのは、高級老人ホームならではのメリットです。

介護・医療サービスが整っている

有料老人ホームを選ぶうえで重視すべきは、やはり医療サービスの体制や質ではないでしょうか。高級老人ホームでは、以下のいずれかのような体制で高い医療サービスを提供しています。

・医療機関との連携による24時間対応
・施設内に医師や看護師が常駐
・クリニックの併設

緊急事態にはすぐに対応できるよう、近隣の医療機関や施設内・敷地内の常駐医療スタッフが常に待機しているため、安心して過ごすことができます

娯楽が充実している

自分らしく生きるには、娯楽は軽視できないものです。

高級老人ホームは、施設内に娯楽設備を設けているところや、入居者に楽しんでもらえるよう、さまざまな企画を準備しているところが多いことも魅力です。

・ジムやプールなどが施設内に完備されている
・定期的に旅行ツアーが企画される
・有名人を招いてショーを観賞できる

上記のような設備・イベントをウリとしている高級老人ホームも多いため、これらの娯楽要素を基準に施設を選ぶのもおすすめです。

チャレンジプログラムの充実

いくつになっても新しいことにチャレンジして楽しみを増やしていくことは、人間の大きな喜びの1つです。

高級老人ホームでは、入居者のニーズに応えてさまざまな学びや本格的な趣味のプログラムを用意しているところもあります。

専門の講師を招いてのフィットネスや太極拳といった独自性の高い運動プログラムもあれば、カメラや英会話などカルチャー教室、陶芸や手芸、ガーデニングといった手仕事系までバリエーション豊かです。

通常の老人ホームでも体操や手を動かして作品を作るなどのレクリエーションはありますが、高級老人ホームのプログラムはその数歩先をいくような専門性の高いものが多いようです。

特に気力体力ともに充分で、まだ元気なうちに入居しようとお考えの方なら、趣味だって妥協せずにレベルの高いものを求めることでしょう。高級老人ホームが用意している質の高いチャレンジプログラムなら、そのような方の好奇心とチャレンジ精神を満たしてくれるのではないでしょうか。

自分ができることより少し難しいことに挑戦すると、いくつであっても成長することができ、いつまでも若々しく元気にいられるでしょう。

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高級老人ホームの費用

高級老人ホームと一括りに言っても、料金システムは施設ごとに大きく異なります。毎月一定金額が必要となる点はもちろん、施設によっては初期費用として入居時にまとまったお金を支払うこともあります。

この項目では、高級老人ホームに入居するうえで知っておきたい、主な費用や料金システムについてご紹介します。

入居一時金

入居一時金とは、入居時に支払う初期費用のことをさします。毎月支払うものではありませんが、施設によって金額は大きく異なるため、料金面も重視したい方は、月額利用料とともに入居一時金についても必ず確認しておきましょう。

・0円(月額利用料のみ)
・数百万円~数千万円
・1億円以上

大まかに分けると上記の3タイプになります。

多くの老人ホームでは、入居一時金が0円であったり、数百万円程度であったりする施設が多く、高くても2,000万円程度までの料金です。

高級老人ホームともなれば1億円以上かかる場合もありますが、実は入居一時金0円の施設もあります。0円や安い入居一時金が設定されている理由は、月額利用料の一部に充てられるためです。

月額利用料

月額利用料も、「高級老人ホームだから高いのは当たり前」とならないため、選ぶときは注意してください。高級老人ホームであっても、20万円前後で利用できるところもあります。

一方、200万円以上かかる施設もあり、月額利用料のみで施設を選ぶのは難しいと言えます。

施設を選ぶときは、入居一時金と月額利用料の両方を確認しましょう。

入居時に支払った入居一時金の影響で月額利用料が安くなっている場合もあるため、どちらか一方の料金のみで施設を選ぶと資金計画に影響が出てしまいます。

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老人ホーム入居にかかる費用の支払い方法

費用の支払い方法にはいくつかの方法があります。それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。老人ホームはこの先長く過ごしていく場所ですから、居心地や環境なども大切ですが、金銭面で納得し確実に費用を支払っていけるかも重要なポイントです。

いずれかの方式を選べる施設もあれば、どれか1つの方法に決まっている施設もあるため、自身の経済状況や、入居の期間などに照らし合わせて適切な方法を選びましょう。

全額前払い方式

この先入居して過ごす期間の家賃を一括して全額前払いする方法です。
一度支払ってしまえば、その後にまとまった支払いが発生しないため、経済的な見通しが立てやすいことがメリットでしょう。次に解説する一部前払い方式や月払い方式に比べ、全額前払いのほうがトータルで支払う費用は安く設定されている場合が多いようです。

ただし、のちになんらかの理由により入居した老人ホームの入居一時金や月額利用料が値下げされた場合でも、差額の返金などはありません。

一部前払い方式

家賃の一部を前払いし、そのほかの費用は月ごとに支払う方法です。

入居一時金には返還金制度があります。想定入居期間を償却期間とし、償却期間内に退去した場合は、残った期間分のお金を返還金制度してくれる制度です。当然、入居期間が長くなるほど退去時の返還金は少なくなります。

一部前払い方式で、償却期間内に退去した場合には入居一時金の一部が返ってくることになります。デメリットとしては、一括支払いに比べると月々の費用が割高に設定されている場合があることでしょう。

月払い方式

家賃やサービス費用を毎月支払う方法です。

別の施設への入居を待機する間だけ過ごしたい場合や、子供との同居が決まっているが、準備が整うまで短期間だけ過ごしたいという場合には、月払い方式が安く住むかもしれません。

高級老人ホームとなれば、入居一時金や月額利用料は決して安くはないでしょう。しかし、金額には根拠とそれ相応の価値があるはずです。

例えば、住みやすい立地にあるか、植木や草花の手入れに手間をかけているか、心落ち着く内装か、などが費用に影響します。

さらには、行き届いたサービスのためにスタッフが潤沢に配置されているか、看護師を駐在させているかによって人件費も変わります。

このように、金額に見合ったサービスや設備が用意されているので、料金だけを見て一概に高い・安いの判断はできません。入居を検討する際には、施設を見学し、実際に目で見て納得することが大切です。

費用の支払い方法についても、ご自身の状況に適した納得のいく方法を選択できるよう、事前に不明点や疑問点をスタッフにしっかりと確認しましょう。

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高級老人ホームを選ぶ際のポイント


スタッフ教育の徹底や設備の充実など、魅力の多い高級老人ホームですが、最終的な評価は人(入居者)と人(スタッフ)の相性によります。施設のコンセプトや料理、設備の充実はもちろん、スタッフの質も含めて総合的に入居先を選ぶことが大切です。

快適に過ごせるよう、高級老人ホームを選ぶときは、こちらでご紹介するポイントも加味して施設選びを行ってください。

環境・設備

旅行気分で憧れの土地や遠方へ入居する選択もありますが、新生活によるストレスは軽視できません。環境や設備は、これまでの生活範囲やライフスタイルと大きく変化しすぎないよう注意しましょう。

・住み慣れた土地や環境に近い
・快適に過ごせる設備がある
・部屋の広さなどリラックスできる環境がある
・スタッフの目がきちんと行き届く

気候の変化や町の雰囲気も、意外にも心身に影響を与えるものです。
住み慣れた土地に近い場所や、これまでの生活環境と同じ場所の施設であれば、新生活によるストレスで体調を崩す心配もないでしょう。

バリアフリーなどの設備に加え、部屋の広さやスタッフとの距離も、快適かつ便利な生活を送るには確認しておきたいポイントです。

食事

食事は人間が生きるうえではなくてはならないものであり、精神的な楽しみの時間でもあります。高級老人ホームでは、一般的に栄養士が立てた栄養面に配慮した献立で食事が構成されています。

栄養価が高く健康に良いことは最低限求めたいところですが、さらに見た目の美しさや旬を感じるメニュー、テーブルコーディネートなど、味以外の要素もチェックしておきたいものです。

・栄養士による栄養面に配慮した献立
・イベントや季節に合わせたバリエーションのあるメニュー
・療養食への対応
・個人の味の好みへの対応

体調を崩したり病気になってしまったりしたときに、専用の療養食を用意してもらえるかも大切なポイントです。

また、食に対してこだわりが強い人は、ある程度融通が利き、個人の好みに合わせてもらえるのかどうかも確認しておいた方が良いかもしれません。
見学の際に食事風景を見て、可能であれば試食させてもらえると良いですね。

サービス内容

衣食住の基本的な事項に加え、ぜひ確認しておきたい部分がどのようなサービスがあるかです。健康で快適に暮らす環境だけではなく、季節を彩るイベントや、スタッフによるプラスアルファのサービスもあればうれしいポイントです。

・季節のイベント、年中行事、レクリエーションの有無
・介護サービスや生活支援サービス

自宅で一人暮らしや夫婦二人暮らしだと、季節のイベントもおざなりになりがちです。お正月にたくさんのおせちを作ることもおっくうになってしまったり、季節の草花を飾って楽しむことからも遠ざかってしまったりなど。

しかし、老人ホームのスタッフが工夫を凝らしたイベントを用意してくれるなら、気軽に参加できると思いませんか。家族とだけに限定せず、たくさんの仲間やスタッフと過ごす時間も楽しいものです。

そのほかにも、地域の幼稚園児を施設に招いて歌や踊りを披露してもらったり、地域のお祭りに参加したりと、さまざまなレクリエーションを企画している施設もあります。

介護サービスや生活支援サービスの有無についても確認しておくべきでしょう。費用面もチェックすることが大切で、月額利用料金に含まれているのか、それとも別途料金が発生するのかはしっかりと確認してください。

老人ホームで暮らす間に、体調を崩したりケガをしたりして入院する可能性も考えられます。そんなときに、普段なら自分でできる買い物を代わりにしてもらったり、病院に必要なものを持ってきてもらえたりすればとても助かるものです。

同時に緊急時にはどのような対応をしてくれるのかも確認しておきましょう。体調が急変したときや、災害が起きたときの備えがあるかどうかは安心感につながります。

入居者

プライベート空間が確保されるとはいえ、集合住宅のように多くの入居者が同じ屋根の下に住む以上、ほかの入居者の様子も意識してチェックしておきましょう。

・スタッフとの関係は良好か
・人柄や雰囲気は良いか
・髪型、服装の乱れなどはなく清潔感があるか
・イキイキとしているか

ストレスの強いられた生活では、ほかの入居者の顔も曇るでしょう。

不要なトラブルや不快な想いを経験せずに済むよう、スタッフと入居者の信頼関係がきちんと築かれている施設がおすすめです。

入居者の身なりがさっぱりとしていて清潔感を感じられるものであれば、スタッフによるサポートが行き届いていると思われます。確認しておくと老人ホーム自体の雰囲気を知る参考になるでしょう。

スタッフ

教育レベルが高いだけでは、あたたかみのない、表面上のサービスしか提供されません。

心の通った触れ合いで、いつでも気軽に頼れるような、安心感のある良い関係を築きたいものです。

・入居者への振る舞い(信頼できるスタッフの存在)
・有資格者の人数(専門的知識やスキルの有無)
・介護に関する研修の充実度(安心して体を預けられるか)

スタッフが毎日笑顔で対応してくれる施設は、入居者やそのご家族の心も晴れやかにしてくれます。いざというときに心から頼れるよう、有資格者の人数や、介護に関する研修への積極性も重要です。

ロングライフは、スタッフの質にもこだわっています。
教育指導に力を入れており、快適な生活環境の提供はもちろん、「いつでも頼ることのできるスタッフがいる」安心を実感していただけるよう、きめ細かいサポートも行います。

また、毎日の楽しみの1つが食事にある方も多いのではないでしょうか。
ロングライフが提供する料理は、予防医療が専門の医師が監修している点が大きな特徴です。専属ドクターの石黒伸氏が毎月の献立作りから関り、シニア世代に適した食べ合わせ、栄養効果を高める調理方法をアドバイスし、入居者様の健康をサポートしています。

そして、目で楽しむことができるよう、食器にもこだわっています

リゾートホテルや船上パーティーを思い出させるような料理の数々は、日常の中でちょっとした旅行気分を味わえます。

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まとめ

高級老人ホームを選ぶときの重要なポイントは、料金や建物のデザインやコンセプトだけではありません。毎日の料理やスタッフが提供するサービス、心地良く過ごすことのできる環境や娯楽施設も大切です。

ロングライフは、スウェーデンやオーストラリアなど世界各国の高品質なケアサービスを参考に、オリジナルのサービスを提供しています。住み慣れた町の安心感とともに、ちょっとしたリゾート気分も味わえるラグジュアリーな環境での毎日を、ぜひご検討ください。

※こちらの記事は、2019年11月6日時点の情報をもとにした記事です。

No.1910-06

ホテルのような我が家。住宅型有料老人ホーム日本ロングライフ