老人ホームの多彩なイベント!季節・入居者の家族が楽しめる!

老人ホームでは、入居者が楽しめるような、さまざまなイベントが企画されています。内容や頻度などは施設によって異なりますが、イベントが施設の大きな特色となっているところも多いです。 では、実際にどのようなイベントが行われているのでしょうか。ご家族も楽しめるイベントも施設によってはあるようなので、家族が参加できるイベントについてもお話ししていきます。老人ホームの入居を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。


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老人ホームでイベントを行う目的


老人ホームでイベントが行われる理由は、ただ入居者に楽しく過ごしてもらいたいから、ではありません。いくつかの目的があって、イベントが行われています。

ひとつは、身体機能の維持向上のためです。イベントには、室内で簡単な動きをするようなものから、外へ出て歩いたりするようなものまでいろいろとあります。イベントを楽しむことで、体の機能が衰えないように、あるいは衰え方が緩やかになるようにしようというのが目的です。

もうひとつは、脳の活性化です。イベントの中でゲームや手先を使った作業を行うこともあり、脳への刺激となるよう工夫されています。手先を使った動きは認知症予防にも良いと言われており、日々のレクリエーションの中でも取り入れられています。

また、入居者同士のコミュニケーションを促すことも、大切な目的のひとつです。老人ホームに入居されている方は、初めての方同士であることがほとんどです。まわりにいる人がどんな方かわからないままだと、緊張したり遠慮したりしてしまいます。お互いにどんな人かを知ることで、生活も豊かになるでしょう

イベントは定期的に行われている施設が多いですが、必ず参加しなければならないというものではありません。あくまで楽しむことが1番の目的なので、疲れていたり気乗りしなかったりと参加が難しい場合は、無理に参加しなくても大丈夫です。

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イベントとレクリエーションの違い

 

施設ではイベントやレクリエーションが行われていますが、どちらも位置付けが少し違います。

レクリエーションは日々の生活の中で頻繁に行われており、施設によって種類もさまざまです。ゲーム、園芸や手芸、料理、体操やカラオケなど、その人の好みによって選べるように複数準備されている施設もあります。

その一方で、イベントは月に1〜2回程度行われている行事です。季節に合わせたイベントを行っている施設が多く、参加することで季節の移り変わりを感じるきっかけにしてもらおうと企画されています。

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季節の行事が楽しめるイベント

毎月、老人ホームで行われるイベントには、どのようなものがあるのでしょうか。季節ごとに行われているイベントの例をご紹介していきましょう。

春夏のイベント

春夏のシーズンには、以下のようなイベントが行われています。

  • ・ひな祭り(3月)
  • ・お花見(3〜4月)
  • ・七夕(7月)
  • ・夏祭り(7〜8月)

春夏は気候が良いこともあり、外へ出る企画が多い時期でもあります。普段は出かける機会が少なくなりがちな介護度の高い方も、この日は介護士の介助を得ながら外出することができるので、楽しみにしている人も多いようです。

ひな祭りは子どものイベントだと思われるかもしれませんが、施設によっては近くの保育園や幼稚園の子どもたちがやってきて、一緒に楽しむこともあります。小さな子どもと接すると、元気をもらえるという方も多いようです。

秋冬のイベント

秋冬のシーズンに行われるイベントは、以下のようなものがあります。

  • ・クリスマス(12月)
  • ・お正月、初詣(1月)
  • ・節分(2月)

お正月には、みんなで初詣に行ったり、施設内で新年会が行われたりもします。

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入居者以外の人が参加できるイベント

老人ホームのイベントを楽しめるのは、入居者ばかりではありません。イベント内容によっては入居者以外も参加できるので、施設外の方とも交流することができます。その内容を一部ご紹介しましょう。

家族が参加できるイベント

施設によっては、それだけでなく毎月のイベントに参加可能なところもあります。積極的にイベントに参加したい場合は、イベントの開催状況についても入居前に尋ねておくと良いでしょう。

地域参加型のイベント

施設によって実施の有無や、内容は異なりますが、老人ホームのある地域にお住いの方たちも、参加することが可能なイベントが行われていることもあります。近くの幼稚園や保育園、小学校から子どもたちが訪問して、歌やゲームなどを一緒に楽しむイベントを企画している施設も多いです。

普段接する機会のない人たちと接することは、入居者にとっても刺激であり楽しみになっています。

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有料老人ホームロングライフのイベント

季節ごとの基本的な行事はどの施設でも行われていますが、施設によってイベントの内容は異なります。ロングライフでは、上記で紹介したようなイベントはもちろん、ここでしか体験できないであろう珍しいイベントも開催しています。

また、レクリエーションもイベントも、ロングライフでは全てイベントとして行っております。

イベントを通して「ロングライフに入居してから、自宅にいたときよりも自由な時間が増えて、趣味を思う存分楽しめるようになった」と嬉しいお言葉を頂戴することもあります。

どんなイベントが行われているのか、いくつかご紹介していきましょう。

たび倶楽部

たび倶楽部は、国内外各地を旅行するイベントです。体調に合わせてコースを選ぶことができ、ロングライフグループのリゾート会社を通して温泉旅行へ行くことも可能です。

おいしんぼ倶楽部

おいしんぼクラブは、話題のグルメなど食を満喫できる外食イベントです。ひとりではいけないような有名なグルメも食べに行けるとあって、食べることが好きな方に人気のイベントとなっています。

輝きチャリティ・コンサート

輝きチャリティ・コンサートは、コンサートホールを借りて歌をうたう大きなイベントで、2019年に第2回が行われました。

第2回輝きチャリティ・コンサートは、「人生の大先輩と100人の学生の共演」がテーマでした。ロングライフグループが運営する有料老人ホームの入居者様と、連結子会社であるエルケア株式会社のデイサービスの利用者様とを合わせて80名。さらに、サポートスタッフ30名、滋慶学園グループの学生約100名と先生方にご協力いただき、事前の準備や合同レッスンを重ねていきました。

参加者の方の最高齢はなんと100歳。反対に最年少は18歳で、年齢を重ね人生を歩まれた方々と滋慶グループの学生の方々との世代間交流の場となっています。

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まとめ

定期的に行われるイベントは、入居者にとって変化を感じられる大切な機会です。老人ホームを選ぶのであれば、そのような交流を深めるイベントも大切にしているかどうかをチェックしておくと良いでしょう。

季節を感じられるイベントでより充実した生活を送ることができるはずです。

※こちらの記事は、2019年11月30日時点の情報をもとにした記事です。

No.1911-11