ロングライフ葛西
2026.08.30
ブログ
同じひまわりを見ていたのに
テーブルの上には、本物のひまわり。
今回のロングライフ葛西の臨床美術は、「ひまわりを描く」がテーマです。
臨床美術(アートセラピー)は、楽しみながら作品をつくることで脳を活性化し、認知症の症状改善を目的として開発されたことから始まりました。
特徴のひとつは、ただ対象を見るだけではなく、触れたり、匂いを感じたり、音を聴いたりと、五感を使いながら表現していくこと。
作品に「上手い・下手」はなく、表現することそのものを楽しみながら取り組みます。
今回も、写真や見本ではなく本物のひまわりをご用意しました。
花を目の前に置いてじっくり眺めながら、透明な素材に絵具を重ね、模様を削ったり、裏側から作品を眺めたり。ガラス絵のように変化する色合いや表現を楽しんでいただきました。
そして今回は、いつもの皆様に加えて、新しくご入居されたお客様も参加されました。
はじめは少し緊張されているご様子でしたが、制作が進むにつれて、
「次はどうするのかしら」
と、ご自身から声をかけられるように。
完成した作品を並べてみると、同じひまわりを見て描いたはずなのに、一つとして同じものがありません。
色も、形も、表現の仕方もそれぞれです。
入居してから初めて出会うことに、ちょっと挑戦してみる。
それが新しい楽しみのひとつになることもあります。
ロングライフ葛西に、今年も個性豊かなひまわりが咲きました。

